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安来市H様邸

リノベーション
安来市H様邸 写真

居間は、味わいのある梁や差し鴨居など既存の骨組みを活かし、白い壁と無垢床で室内を整えています。

黒く引き締めた梁と大開口のサッシにより、昔の構造を見せながらも日常の明るさと広がりを確保しました。

 

壁面には造作の可動棚を設け、収納量を確保しつつ生活感が出にくい納まりに。

水回り(キッチン・浴室・トイレ)は、設備更新に合わせて配置と動線を整理し、洗面はカウンター一体の造作で作業スペースを確保しています。

 

収納部は杉板の面材を用い、湿気に配慮しながらハンガーパイプや枕棚を設置。

施工前に桁の歪みが確認できたため、補強を行いながら建物の癖を見極め、水平・建具の建て付けを調整しました。

 

蔵は床と扉を改修し、格子戸の表情を残しつつ使える空間へ。

あわせて蔵3棟・茶室・離れ2棟の解体と更地整備も実施し、敷地全体の管理がしやすい状態に整えています。

 

工期は約半年。

現場での納まり確認と設計士さまとの打合せを重ね、古民家の良さを損なわない範囲で更新部分を整理しました。

既存を尊重しながら、安心して住み継げる性能と手入れのしやすさを積み上げた事例です。


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